辞書操作入門:キーと値を自在に
辞書操作入門:キーと値を自在に
辞書とは
Python初心者が最初に触れるデータ構造の一つにdict(辞書)があります。辞書は「キーと値」のペアを格納し、キーを使って高速に値を取得できる点が特徴です。キーは変更不可(イミュータブル)なオブジェクトでなければならず、値は任意の型を許容します。
以下は簡単な辞書の作成例です。
person = {
"name": "太郎",
"age": 28,
"city": "東京"
}
この例では、キー「name」「age」「city」に対してそれぞれ文字列や整数が割り当てられています。
キーと値の基本操作
辞書に対する基本的な操作は「キーと値」の扱いに関するものです。以下のようにアクセスできます。
# 値の取得
print(person["name"]) # 太郎
# キーが存在しない場合は KeyError が発生
# print(person["salary"])
安全に値を取得したい場合はgetメソッドを使います。キーが存在しないときにデフォルト値を返すことができます。
salary = person.get("salary", 0)
print(salary) # 0
辞書の全てのキー、値、キーと値のペアを取得するにはkeys、values、itemsメソッドを使います。
print(person.keys()) # dict_keys(['name', 'age', 'city'])
print(person.values()) # dict_values(['太郎', 28, '東京'])
print(person.items()) # dict_items([('name', '太郎'), ('age', 28), ('city', '東京')])
キーの存在確認はin演算子で行います。
if "age" in person:
print("年齢は存在します")
便利メソッドと応用
辞書操作をさらに便利にするメソッドがいくつかあります。updateで別の辞書とマージしたり、popでキーと値を同時に削除したりできます。
# マージ
person.update({"salary": 500000, "department": "開発"})
print(person)
# 削除
age = person.pop("age")
print(age) # 28
また、辞書を反復処理するときはfor key, value in dict.items()が便利です。
for key, value in person.items():
print(f"{key}: {value}")
辞書はデータの構造化に非常に強力で、Python初心者が学ぶべき重要な概念です。キーと値の関係を理解し、getやkeys、values、itemsを使いこなすことで、より読みやすく保守しやすいコードを書けるようになります。
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